2005年10月20日

ベルセルク第263話『妖獣侵攻』」

 ヴリタニスの街中は、突如火の手が上がった港へ向かう住人と衛兵とで騒乱状態となっていた。その混乱に乗じて、 クシャーンの妖獣部隊が霧の中からそのおぞましい姿を現し、人々を無差別に殺戮していく。クシャーンによる侵攻が開始されたのだ。 今や至るところで発現し始めた怪異によって、市中は阿鼻叫喚の巷と化しているという報せが、首脳陣の集う舞踏会場に続々と届けられていた。 先ほど会場を襲った怪異が幻覚などではなかったことを知った人々の間に改めて動揺が走る中、 ガッツ一行はクシャーンの襲撃によって船が焼失してしまうことを懸念し始める。

 そんな彼らの様子を察したロデリックは、行き先次第では力になれるかもしれないと申し出る。「――スケリグ島です」 ロデリックはシールケの答えに暫し思案してから、一行を自船に乗せることを快く引き受ける。ロデリックはガッツと手短に挨拶を済ませるや、 出帆前に船が燃えては話にならないからと直ぐさま一行に出発を促し、近くにいたマニフィコにも「ヴラージュに戻るのなら乗せてってやる」 と声を掛ける。図らずも失態を演じたマニフィコは、ヴリタニスに残ることは得策でないと判断し、不承不承同行を希望するのだった。

 一方、首脳陣と対策を講じていたヴァンディミオンは、立ち去ろうとするガッツ一行の姿を見つけ、 その場に留め置こうとするが思うに任せない。結局、ファルネーゼは父とはろくな挨拶もせぬままの慌ただしい別れとなった。が、 母親の方は去りゆく彼女の背に旅の無事を願いながら、心密かに送り出す風情なのであった。

 宮殿を出た一行は、騒擾状態に陥っている市中の状況を見て取り、馬車ではなく徒歩で港まで向かうことにする。が、 その前に動きにくいドレスを着替えたいというファルネーゼの望みを受けて、近くの仕立屋に忍び込む。その間、ガッツは一人見張りに立つが、 その彼に「……もし、御尋ねする」と言って近づく人影があった。それはミッドランドの貴族、オーウェン卿その人だった。 オーウェンはガッツに静かに問いかける。「そなたもしや、鷹の団の斬り込み隊隊長では?」と――。


 

後れ馳せながら……
 キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
今回は色々と動きがあって楽しいですなあ。

まずその一。
ロデリックの「惚れた女の手前」理論発動ーーーーっ!!
やっぱり彼がエルフヘルムまで連れてってくれるんだっ!
ナイスガイだぜ、ロデリック! さすが海の男w
軍艦ならちょっとした敵くらいならびくともしないだろうし、
エルフヘルムまで安泰といった所っすかね。
こうなってくると「軍隊色に染まっていない副官」
(艦長のロデリックを「お頭」とか呼んじゃうようなw)みたいな、
更なる海の男キャラ登場希望!
ベタだけど好きなんだよぅぅぅ。
ただ、以前登場した海賊が放置されてるのが気になりますね。
捨てキャラとも思えないし、どこかで接触しそうな気がするんだけど。
あと、イーノック村の爺さん譲りのイシドロの剣、
アレは元々船乗り仕様の得物だったはずなんで、
船旅の間にこっそりレベルアップとかもあるのかな?

次にその二。
マニフィコが同行するのかっ!
これは全く予想外の展開。
腕力も知力もないあるのは野心だけwのマニフィコ兄さん。
絶対足手まといだけど、一応シニカルなリアリストっぽいキャラでもあるし、
一行の「生き証人」みたいな役どころを負うことになるのかな。
なんだかんだ言って、ゆくゆくはファルネーゼの後ろ盾になってくれそうな気がするし。
でも「ヴラージュ」までのつもりがなぜか……
みたいな更なる巻き込まれ型の展開になったら愉快かも。
まぁ、あの困った顔は毎度楽しませて貰ってますけどねw

それにしても、そろそろ公式の世界地図が欲しいなぁ。
地理と地政学関係が全く把握できないや。
ロデリックがまさか帰路のついでに乗せてってくれるとは思いもしなかったしなあ〜。
てゆーか、外洋経由で帰るイースってどの辺りに位置するんすか。

最後、その三。
てゆか、今回最大の魅せ場ざんす!
やはりオーウェン卿、ガッツのこと思い出してたよーーーーっ。
まず間違いなくガッツはしらを切るでしょうけど、
寧ろ、ここではガッツと遭遇したことの方が重要かと。
多分、この後クシャーン軍を放逐する(はず)の
グリフィスとの邂逅も待っているでしょうし、
うはーーー、次号が待ち切れないっ!!

posted by 仙道勇人 at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | ベルセルク

2005年10月14日

「ドア・イン・ザ・フロア」を観る

うーあー、またまた更新に間が空いちゃってすみません。

さて、本作「ドア・イン・ザ・フロア」は、
J・アーヴィングの原作小説「未亡人の一年」を
アカデミー女優の美熟女キム・ベイシンガーと
アカデミーに4度のノミネートという実績を誇る燻し銀ジェフ・ブリッジス
の競演で映画化した作品。

あらすじ
著名な児童文学作家テッド(ジェフ・ブリッジス)と妻のマリアン(キム・ベイシンガー)は、 一人娘のルースと共に裕福な生活を送っていたが、ある事情から海辺の自宅と町の書室を一日おきで寝泊りするという奇妙な別居生活を始める。
ある夏、ある目的のために、作家志望の高校生エディを住み込みの助手として雇ったテッドは、創作活動よりも浮気に精を出す。 そんな彼の傍で過ごすエディは、ルースと親しくなる一方で、悲しげな雰囲気を湛えたマリアンに次第に惹かれていく…。

と言うわけで、本作の売りは
キム・ベイシンガーとジェフ・ブリッジスによる
「大人の男と女」の愛と絆を描いたと言うことなんですが……。
まぁ、確かにそういう面も含まれているんで、
それが「嘘」だとは言いませんが、
必ずしもそれが主軸として描かれているわけではないんですよね。
夫婦の問題や家族の問題も当然描かれているんですが、
寧ろ主軸として描かれるのはエディとマリアンの関係なんですよ。
ぶっちゃけちゃうと、青年の性の目覚めですよ。
なので、「大人の男と女の愛と絆」というのを真っ正面から
描いたものを期待するとちょっと肩透かしを食らう可能性が大きいでしょう。

この様々な問題を孕んだ複雑な関係性を、
アーヴィングお得意のユーモアとシリアスが渾然一体となったスタイルを
忠実に再現しながら描こうというトッド・ウィリアムズ監督の意図は、
まぁ、わからなくはないんですが、一言で言うとチグハグなんですよね。
役者・映像は良いんですが、
どうにも編集と構成のバランスがかなり悪いのですな。
物語の根幹にあるもの自体は重たいものなんですが、
このチグハグな演出のせいで、話を落とし切れておらず、
ラストに響くものがないんですよ。
これなら、もっと素直に単純な青年の通過儀礼の物語として
割り切って組み直しちゃった方が良かったのでは?
「大人の男と女の愛と絆」も「青年の成長物語」としても、
中途半端でグダグダになってしまってますな。

本作にはあのダコタ・ファニングの実妹エル・ファニングが
出演しているんですが、これが姉にクリソツ!!
ビキニ姿ではしゃぐ姿とか裸にシーツ一枚とか
ロリには悶絶モノのシーンがなぜかてんこ盛りで、
そっち方面では余りにも危険な作品と言えましょう。
叫び方なんかもそっくりなんで、
きっとこの子も姉同様、天才子役の名を欲しいままにするでしょうね。
今後の成長が楽しみです。(あ、もちろん役者としてですから!)

この作品は次回のメルマガでもうちょっと突っ込んだレビューを書きます。

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ドア・イン・ザ・フロア 2004年 アメリカ
監督・脚本:トッド・ウィリアムス
出演:キム・ベイシンガー ジェフ・ブリッジス
     エル・ファニング ジョン・フォスター 他

http://www.herald.co.jp/official/door/index.shtml
10月22日(土) より 恵比寿ガーデンシネマほか全国ロードショー

posted by 仙道勇人 at 00:25 | Comment(2) | TrackBack(13) | 試写報告

2005年10月02日

「トンケの蒼い空」を観る

――前々回、夜にでもと書いておいて、気がついたら5日も過ぎてますたよorz

さて、気を取り直して「トンケの蒼い空」。
こちらは、もうじき公開される「私の頭の中の消しゴム」 のチョン・ウソン主演作。
ただ、現地での公開時期はこちらの作品の方が古く、2003年度の作品なんですね。
この点を踏まえると、「私の頭の中の消しゴム」の前半で見られた
「がさつでぶっきらぼうな大工」というキャラの前身と言えましょう。

と言うのも、本作でチョン・ウソンが演じるトンケ(=野良犬/あだ名)青年は、
そのあだ名が示すように、将来の夢もなくふらふらしているちょいダメ兄ちゃん。

この作品の舞台となっているのは、韓国でもかなりの地方都市
いわゆる「ド田舎」ってところなんでしょう。
ほんのりと今風にニート臭?を漂わせたりなんかしているトンケを、
チョン・ウソンはもの凄い訛りで
殆ど現地の兄ちゃんなんじゃないかと見紛うほどの熱演ぶり。
韓国語の訛りのことなんぞ知りませんが、
そのしゃべり方から立ち居振る舞いに至るまで、
いかにも泥臭ーいカッペ臭を発散させていて、
あの「ワイルドハンサム・ガイ」がっ!
と「私の頭の中の消しゴム」を観たばかりの者には喫驚必至。
で、お話はと言いますと――

あらすじ(資料より)
高校を中退してから、 孤独で無為な日々を送っているトンケ(チョン・ウソン)。
そんな彼も仲間ができて仕事に就き、父との二人暮らしに少女が加わることで、
彼の人生にも光が射し込み始めた。しかし、その先に待ち受けていたのは、
彼の大切なものを脅かす事件や人々だった……。

――と、まぁ、こんな感じ。
このトンケ、高校を中退する原因となるのが
なんと、兄弟のように育った愛犬「トンケ」を先輩に喰われてしまったこと。
そら引き篭もりでもニートにでもなるっつーの。

それにしても、韓国料理には犬のスープがあるのはつとに知られていますが、
それをこういう形で見せてしまうというのは、ある意味もの凄い画期的。
でも、それもそのはず。
本作は「青春映画」の体裁を取っているんですが、
その実態は社会的なジレンマを露悪的に描いたコメディなんですから。
父子の微妙な関係を軸に、ドタバタとまではいかないにしても、
ギャグのような掛け合いが随所にちりばめられた本作は、
明らかに韓国版のシチュエーションコメディ(シット・コム)ですね。
もうほんとにバカバカしいネタから、感動モノのネタ、
大立ち回りに至るまで盛り沢山の幕の内弁当状態で、
それらをチョン・ウソンがまさしく身体を張っての(観ればわかりますが、比喩じゃないッス)、
時には洟ダラダラ垂らしての体当たり演技を披露しとります。

日常の延長としての青春の風景/気配(かなりデフォルメされてますけど)をちりばめつつ
テンポ良く進行していくので、肩を張らずに楽しめる作品なんですが、
片田舎の青年の青春をテーマにしているとはいえ、
ありがちな「成長物語」ではないんで
そっち方向を期待して観に行くと物足りなさを感じてしまうかも。

いずれにせよ、出演当時30歳のチョン・ウソンが、
18〜9歳の青少年役というのは演技云々以上に
見た目にちょーーーーっと無理がありますけどねw

トンケの蒼い空 2003年 韓国
監督・脚本:クァク・キョンテク
出演:チョン・ウソン キム・ガプス オム・ジウォン キム・テウク
    ヤン・ジュンギョン イ・サンフン ソン・サンギョン 他
http://www.tonke.jp/

11月よりK’sシネマ他全国順次公開予定

次回はジョン・アーヴィング原作の話題作「ドア・イン・ザ・フロア」」の予定。
近日更新しますのでしばしお待ちを。
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posted by 仙道勇人 at 23:48 | Comment(7) | TrackBack(9) | 試写報告

とりあえずSAKURAサーバーでMT3.2にアップグレードしてみる。

えーと、「トンケの蒼い空」の記事を書く前に、
Movable Type3.2へのアップグレード時に難儀したんで簡単に要点をば。

とりあえず本家のアップグレードマニュアルが全く役に立たん!!

つうことで、簡単に流れだけ。 ちなみに使用サーバーはさくらです。
1 念のため諸々バックアップ。
2.本家サイトからファイルをダウンロード後、解凍。
3.mt-config.cgi-originalをmt-config.cgiにリネーム。
4.mt-config.cgiの28行目にある
  「CGIPath」をMovable Typeを設置しているURLに変更。
5.同70行目にある「# DataSource」にローカル・サイト・パス/dbに変更
  (例 /home/example/www/weblog/db)後、
  行頭の「# 」(シャープとスペース)削除
6.全ファイルを上書きアップロード後、cgi関連の全ファイルを755に属性変更。
7.いつものようにmt.cgiにアクセスすると、
  アップグレードボタンが出現しているので、それをクリック!
8.以上でアップグレード完了。

こうやって書くとかなり簡単なんだけど、実はmt.cgiにアクセスすると、
なぜか「ファイルを開くか/保存する」かと尋ねられて困惑。
ここでエディタで開くと原因が表示されるので、それを確認。

データベース接続の設定に誤りがあります。

な、なんだってー(涙)。ワケわからん。
実はこれ、上の流れの5番と関係していて、
行頭の「# 」(シャープとスペース)削除し忘れた場合に出る模様。
と言うわけで、行頭の「# 」(シャープとスペース)は確実に削除してください。

これで多分問題なくアップグレードできるはずです。
新しい管理画面はかなりすっきり。
強固なスパム対策が施されているらしいんで、期待してます!!
他の機能はそのうち試してみまつ(爆)。

……さて、今度こそ夜までに「トンケの蒼い空」 を書かねばな……。

posted by 仙道勇人 at 12:41 | Comment(2) | TrackBack(7) | 日記/つぶやき

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