2005年02月02日

【漫画】ベルセルク 第250話 『ヴァンディミオン』

魔術とは、単に呪文を唱えたり、象徴を描けばいいというものではなく、それらに呼応させてイメージを連鎖させることで初めて効力を持つ―― 。シールケはファルネーゼにリンゴを差し出しながら、魔術の基礎の基礎を語り始める。……幽界でことを為すには、 自分を見失わないために自分の心、すなわち"幽体"を肉体の写し身として固着しなければならず、揺るぎなく安定した写し身――"光体"―― を身につけなければなりません。光体を身につけるための初歩として、このリンゴを使って「心に事象を具体的に思い描く」 ための基礎練習を繰り返してください……。

シールケによるレクチャーが一通り済んだ頃、船の調達に奔走していたセルピコとイシドロが戻り、不首尾を告げる。 寝台で横になったまま報告を聞くガッツは、これまでとは勝手が違い過ぎる状況の困難さを改めて認識しながらも、打開策を探そうと一人思案する。 その様子を間近で見ていたファルネーゼは、意を決して自分に任せてもらえるようガッツに申し出るのだった。

ヴァンディミオン家の力で船を調達しようと考えていたファルネーゼは、しかし、久しぶりに再会を果たした父親から痛烈な叱責を浴びせられ、 自身の思いを上手く伝えられないのだった……。


やっと読めた!と言うか、書けた(汗)。
前回のシールケに代わって、今回からはどうやらファルネーゼの話になるみたい。

リンゴを使った魔術訓練というアイディアは、なかなかに秀逸ですな。
魔術に関するロジカルな説明なんかは、相変わらずお見事と言うほかないくらいよく練られてるんで今更驚きはしないんですが、まさかリンゴとはね。 コイツにはちょっとやられたって感じです。
ここで見られる「魔術論」は、ニューエイジ系思想に詳しい人なら大したことのないものかもしれないけれど、リンゴ一つを差し出すことで、 説明全体にもの凄いリアリティを与えちゃってる。
実践してもどうにもならないのはわかってるんだけど、ついつい実践してみたくなるような具体性が伴った「見せ方」はホントに上手い。

船の調達が難しい一行が、ファルネーゼの実家である「ヴァンディミオン家」の力を借りに行く……というのはある意味既定路線。ただ、 不遇を託つ兄者の存在が予想外でしたが、彼のねじれ具合がなんとも言えずイイ感じ(笑)。絶対に一波乱ありそうな予感を感じさせながら、 以下次号といったところですが、このエピソードでファルネーゼが本当の意味で自立・成長する姿が見られるといいなあ。

さて、我らが主人公ガッツの出番は、今回のエピソードでも随分と少なそう。
と言うか、普通にベッドに臥せったままで指示出ししてるんですが、大丈夫なのでしょうか?
容態がちょっと気になりますな。


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posted by 仙道勇人 at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(1) | ベルセルク
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Tracked: 2005-02-04 00:53
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