2004年06月12日

【漫画】 ベルセルク 第242話 『海鳴り』

ルロオォォォ!!再び"狂戦士の甲冑"の力に身を委ねたガッツにとって、マカラの相手など児戯に等しかった。マカラを瞬殺したガッツは、 群がるワニを掃討し始める。しかし、内なる衝動に駆られるまま、ひたすらに死を欲するようなガッツの行為は、 もはや虐殺と言うべきものに変わっているのだった。そんなガッツの姿に圧倒される一行の中で、一人セルピコがある懸念を漏らす。 「敵味方問わず近くにある者は全て切り伏せたがゆえに、狂戦士と呼ばれる者は味方にも畏れられたらしい……」そしてその懸念が的中、 敵を全滅させたガッツの意識は、その場に生存している味方の方へと向けられる。静かに近づき始めるガッツに一行が戦慄を覚えた頃、 ガッツの意識と対峙するように何かが現れ、彼の歩みを止めさせるのだった。



今回も実質的に話は動かない。単行本やアニメとかであれば、一気に処理されてしまう回だろう。 連載で読んでいると流石にフラストレーションが溜まってくる。かといって、「ガッツと狂戦士の鎧の関係性」という極めて重要な要素を、 重量級の使徒戦で同時に処理するというのは(使徒戦の緊張感が損なわれる、注意が散漫になるなど)下策だと思われるだけに、 ここはひたすら耐えるしかないとも思う。
今回の描写で思ったのが、ロシーヌ戦でジルを戦慄させたガッツの戦いぶりと、見せ方が似ていると言うこと。描写の仕方がというよりも、 ガッツの戦いぶりにひたすらおののくというシチュエーションがとてもよく似ている。ロシーヌ戦と違うのは、 あの時のガッツは人間離れした戦い方をしながらもジルを気に掛けるだけの理性があったし、憎悪、殺意といったものに自覚的だったのに対して、 今回は理性が失われている(失われつつある)ということだろう。このままだとセルピコの解説通り、 脊髄反射に近い形で仲間の誰かを殺めかねない気配が濃厚だ。仲間を守るために狂戦士化して、自らの手で仲間を殺してしまう状況って、 なんだか悲惨すぎるが極めてベルセルク的かも知れない。

最後の一コマで現れた何か、と言うか多分幼子の霊体はどう絡んでくるんだろう。ガッツの意識にダイブしているシールケが、 そこら辺をまた解説してくれるに違いない(苦笑)。

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posted by 仙道勇人 at 01:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ベルセルク
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