2004年06月25日

【漫画】ベルセルク 第243話 『超者』

狂戦士の甲冑に取り込まれ、遂に味方へと矛先を向け始めてしまうガッツ。しかし、 その意識の底で光を纏った何者かがガッツの前に立ちはだかり、優しく諭す。「敵じゃない」「恐くない」―― その存在に触れられた途端我に返ったガッツは、時を同じくして飛び込んできたシールケの手によって、再び意識の奈落から掬い上げられるのだった。 なんとか帰還を果たしたガッツを、イシドロ、ファルネーゼらは楽観的に慰める。が、ガッツは自身があと僅かで仲間を殺めていたことを、 そして自身の暴走を止めてくれた「光」のことを思わずにはいられない。その時、騒ぎに紛れて幼子の姿が消えていることにキャスカが気がつく。 皆で周辺を探すも見つからないことから、一行はやむを得ず捜索を打ち切ることに。一方、沖ではマカラを操っていたダイバと呼ばれる導師が、 部下から湾岸一帯の制圧完了の報告を受けていた。そして、妖獣兵部隊の術者一組から念が途絶えたことに、密かな疑念を抱くのだった。



今回は文字通り、ガッツのサルベージと次の展開への橋渡しで、色々と伏線張りまくっている感じ。ガッツのサルベージシーンは、 ダイビングでの緊急浮上を想起させますな。とりあえず、今回もシールケが無事に救い出したわけですが、 どうも次からはそう簡単にサルベージさせてくれなさそう。まぁ、ガッツ暴走→シールケ救出がパターン化されちゃうと萎えまくりなんで、 ちょっと安心。

今回のイシドロの一連の発言は余りに弛緩しすぎな嫌いがあるものの、「必殺技には危険が伴うから燃える」と敢えて言わせることで、 幾つかの描写に関する印象を削いだり強めたりすることを狙っていると思われる。が、余り上手くいっていない。やはり、イシドロだけ「少年マンガ」 的なテイストが滲み出していて、浮いてしまっている。

今後の展開への布石としては、やはりガッツの狂戦士化に一人不信感を見せるセルピコだろう。 今後ガッツは日常的に狂戦士化の恐怖に晒されるようになるみたいなので、こりゃいずれ狂ガッツVSセルピコに発展するのは必至。 勝つことは出来ないにしても、どうやって攻めるつもりなのか楽しみだ。次は、突然現れて突然去っていった幼子。今回のタイトル「超者」 はやはりあの幼子なのだろうが、あっさりフェードアウトしすぎて今一つ腑に落ちない。まぁ、 こればっかりは納得のいく形に収めてくれることを祈るしかない。多分、きっと「超者」という名前にヒントがあるのかもしれないが……。

今回の最大の収穫は、マカラがガッツ一行を狙ったものではなかったということだろう。どうやら湾岸地帯制圧を目指したクシャーンの別働隊と、 たまたま遭遇したということらしい。これで恐帝はガッツの存在をまだ知らないことが確定。それはいいとして、 戦争全体の戦況がさっぱり見えないので、この別働隊も何を狙っているのかさっぱりわからない。そもそも首都ウィンダムを押さえ、 実質占領している状態であるクシャーンが、なぜ別働隊を繰り出してまで湾岸地帯の住人を隠密裏に皆殺しにする必要があるのか? グリフィスサイドとガッツサイドの話を結びつける途上にあるのは理解できるが、もう少し情報が欲しい。まぁ、 ようやくヴリタニス港に辿り着いたので、暫くはまったり情報整理になるのかもしれないが。

しかし、それなのに八月まで休載。ヒー、気が遠くなる!

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posted by 仙道勇人 at 13:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ベルセルク
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