12/23にメルマガ第107号配信してました。お題は「秘密のかけら」です。
う゛う゛う゛う゛ぅぅぅぅ、寒いですね。
年も押し迫ってまいりますと、仕事の他にやることが色々とあって何かと大変です。
指先がかじかんで思うようにキーが打てないなど、身も心も冷えまくりでございます。
そんな私の手元には焼酎のお湯割りという心強い友がっ!
薄ーーーーーいアルコールとお湯のダブル効果でポッカポカですわい。
さて、そんな与太話は置いときまして、「秘密のかけら」です。
この作品は、「スウィートヒアアフター」のアトム・エゴヤンの新作で、
1972年のアメリカはロサンジェルスを舞台に
15年前にあった人気芸人コンビの突然のコンビ解消の裏に隠された「秘密」に、
ジャーナリスト・カレン(アリソン・ローマン)が迫っていくというお話でして、
基本はミステリーです、一応。
なんで「一応」なのかと言えば、ミステリー要素が強い作品ながら、
ミステリーの王道である「犯人捜し」がメインになっていないんです。
ついでに言うといわゆる「トリック」の謎解きもメインになってません。
ですが、「犯人捜し」や「トリック」に関する言及で、
展開自体は極めてミステリアスとゆーね。
もう本当に見応えのある作品で、
主演のアリソン・ローマン、ケヴィン・ベーコン、コリン・ファースの三人が素晴らしいのです。
特にケヴィン・ベーコン!
本作でもプリンプリンなケツを披露していますが、
そのあられもない後ろ姿に
なんつうかハッスルしすぎだろ、ケヴィィィィィン!!
と思わず失笑。
いや、そのシーン以外ではしっかり丁寧に演じているのですが。
特にラストで見せるケヴィンの表情が、堪らなく切ないのですよ。
なぜ二人は「秘密」にしてこなければならなかったのか。
なぜ二人は「秘密」にすることを選んだのか。
解き明かされる「真実」によって、
「真実」というものの意味と価値を改めて考えさせられるはず。
とにかく観終わった後、こんなに切ない気持ちを味あわされたのは久しぶりですわ。
このお正月、切ない映画を観たければこれを観よっ!と断言しましょう。
まぁ、某王猿も切ないお話ではありましたが、
切なさではこちらの方が上ですからっ!(個人的好み爆裂)
1950年代当時のショウビジネス界の裏側の人間模様に、
人間の業としか言いようのない骨太なドラマを埋め込んでるんで、
ある意味で、大人の映画、と言えるかもしれません。
観終わった後に、あれこれと考えずにはいられなくなる、
そしてそれを誰かと話し合いたくなること請け合いです。
やっぱり、アトム・エゴヤンは良い監督だなあ。
惚れ直しましたぜ。
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秘密のかけら 2005年 カナダ・イギリス・
アメリカ
監督・脚本:アトム・エゴヤン
出演:ケヴィン・ベーコン,コリン・ファース,アリソン・ローマン,
レイチェル・ブランチャード,デヴィッド・ヘイマン,モーリー・チェイキン,
キルスティン・アダムス,ソニヤ・ベネット他
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